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ラーメンや焼き肉、餃子などにんにく料理を食べた翌日でもにんにく臭いんですよね。
息だけじゃなくて、体全体から臭ってくるような気も・・・
この、にんにく臭いのはいつまで残るのか?
実はにんにく臭いのが体に残るのって、にんにくの成分と食べた後が関係しているんです。
今回は、にんにく臭いのはいつまで続くのか?
どうして体もにんにく臭くなるのか?
ということを徹底的に調べてみました!
にんにく臭いのっていつまで??
にんにくの臭いは食べてから約16時間は持続します。
いわゆるにんにくを食べて口が臭いという段階です。
次に体内に吸収されて体臭となったにんにく臭は約24時間から最大で48時間くらい。
その後は代謝として体から放出されて、ほぼ臭いがなくなります。
なので、だいたい1日くらいは「にんにく臭いなぁ」という感じなんです。
人間の消化器官は胃が約3時間くらいで食べ物を消化して、腸の吸収で6時間から12時間かけて代謝で排出します。
前の晩ににんにく料理を食べて、翌日の朝もまだ臭いっていうのがけっこうありますよね。
ただ、このにんにく臭いのは、個人差もあるんです。
食べた時の状態や体の調子、その人の消化吸収する機能によって変わってきます。
自分は夜ににんにくを食べて次の日には臭くないのに、弟は翌日の24時間たってもずっと臭い。
なんてことがあるのも、にんにく臭の仕組みに個人差があるためです。
次に【にんにく臭の原因と仕組み】をご紹介します。
にんにく臭いのが続く原因と仕組み
にんにくが臭いことの正体は【アリシン】という成分です。
にんにくを噛んで辛いと感じる成分でもあります。
アリシンはその細胞が噛まれて破壊されることによって、化学反応で臭いを発生させます。
ちょうどにんにく料理を食べて体内に入った段階で反応して臭くなるんですね。
このアリシン=にんにく臭には段階があります。
まず、食べられることによって口の中で臭いが発生して、「口がにんにく臭い!」となります。
次に、腸で吸収されて血液の流れに乗り全身に渡って、肺から臭気として体外に放出されます。
また、にんにく臭いは汗からも発生します。臭気が毛穴を通して分泌されます。
翌日以降になっても「体がなんかにんにく臭い」の原因です。
にんにくはほかの食べ物と違って、にんにく臭が体全体に行き渡るので余計に臭く感じるんです。
にんにく臭を体から早く出す方法
最後ににんにく臭を体から早く出す方法をご紹介します。
最善の方法としては、水をたくさん飲んで運動で汗をかいたり、おしっこでどんどん出しましょう。
体の代謝を早めて臭いの成分をどんどん出します。
そうでなければ、牛乳やヨーグルト。
牛乳やヨーグルトの脂成分ににんにく臭が溶ける作用があり、においを和らげてくれます。
またリンゴやブルーベリーなどポリフェノールを多く含む食べ物にも消臭効果があるとされています。
これはお茶に含まれるカテキンなどの消臭効果も同じですね。
にんにく臭を予防するために
食べる前ににんにく臭を和らげるのも防止になります。
にんにく臭を和らげるには、よく熱を加えて調理するのが一番です。
にんにくを生で食べると辛いことがありますが、これは臭い成分のアリシンが強いためです。
アリシンが強いということは、にんにく臭も強烈ということになります。
すりおろしたり、焼いたりすると甘みが出て味がまろやかになるのは、アリシンがいくらか消えているためです。
これなら生で食べるよりもにんにく臭は弱いですね。
あとは、食べる量を控えること。
当たり前ですが、にんにくを大量に食べれば、にんにく臭も強く長く続いちゃいます。
まとめ
にんにく臭は食べてから約16時間は続きます。
そこから約24時間くらいかけて体から放出されていきます。
人によっては体の調子で最大で48時間臭うことも。
これはにんにくの成分であるアリシンの化学反応と腸で吸収されて全身から臭いが排出されるからです。
にんにく臭を早く出したいなら、汗や尿で出すことです。
またはヨーグルトやリング、お茶などの成分でやわらげましょう。
にんにく臭を抑えるポイントは、ちゃんと調理してあまり多く食べないこと!
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